tabi_cafe’s blog

旅行会社より発信。旅にまつわるJOURNAL

ひやみかち首里城


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首里城火災から一ヶ月半ほど経過した12月12日に公開エリアが拡大されました。

ちょど沖縄へ行く日程と重なった為、今回の沖縄は首里城メインに決定しました。

12月中旬というのに那覇市内は夏の陽気。半袖でもOKです。着ていたコートを

ホテルへ預け路線バスにて首里城へ!

前回はゆいレール首里城へ行きましたが、駅からまあまあの距離(15分くらい)が

あった為、路線バスで行ってみたところ首里城入り口までバスで行く事ができるので

とても便利でした。首里城内はかなり歩くので行くまでのコースは楽をするのが◎

 

事前に調べていた首里城復興モデルコースに沿って見学しようと思っていたところ

入り口付近にも案内板が掲示されていました。

いくつかコースがあるうち、私は最長コースの「首里城一周・約150分」に。

歩きやすい靴も履いてきて準備は万端です。

守礼門は火災の影響を逃れていた為、いつもの立派な姿で観光客を出迎えてくれます。

団体さんなどの写真撮影もこちらで出来ますよ!

瑞泉門をくぐって目に飛び込んできたのは写真上↑画像左下の「北殿」でした。

赤瓦が焼けて崩れ落ちています。実際に自分の目で見てみるとショックも大きく

言葉がありません。そばにいた方々も同じくみなさん肩を落とし「これは悲しい」と

話していました。

続いて写真上↑画像右下は正殿に向かう入り口にあたる「奉神門」です。

屋根の骨組みが剥き出しに・・・虚しいです。どうしてこんなことに、、、という

思いが込み上げてきます。静かに写真を撮っている人が多かったことが印象的です。

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そして上の写真は正殿があった辺りです。

まるで囲ったのは正殿付近で焼けることなく残った「大龍柱」です。

この写真では左側しか写っておりませんが対になっていて2本とも猛火を免れ、

「希望の龍柱」「再建のシンボル」などとSNS等で言われています。

大龍柱の奥に正殿がありましたが、本当に跡形もなく元の首里城が想像できないくらい

でした。つい1年ほど前に正殿の内部に入って見学をしたのに、、、、

復興にはかなりの時間がかかると思いますが、一刻も早い首里城再建を願っています。

ひやみかちとは、何度も立ち上がる・七転び八起き・力強く立ち向かうという意味が

あるそうです。焼失と再建を繰り返したのち、1945年の沖縄戦で全焼も数年かけて

復元され多くの人の心の拠り所であった首里城です。

「ひやみかち首里城!」良い言葉ですね。みんなで応援しましょう

 

復興モデルコースの後半はまだ次の記事で。